肥満予防の第一歩として注意したいのが、脂(植物性・動物性)や糖質の摂りすぎですよね。特に女性にとっては、ダイエットの敵です。
そこで、どうすれば摂り過ぎを防げるのかご紹介します。
◆油・脂質は目安の範囲内で。食べ合わせは緑黄色野菜!
1日の目安量は大さじ1~2杯程度です。例えば、主菜が揚げ物などの油を使った料理の場合、副菜はお浸し、和え物、サラダなど油を使わない料理にしましょう。
サラダは、ノンオイルドレッシングなどを利用し、揚げ物も週1~2回までにしましょう。
緑黄色野菜に多く含まれるビタミンは、植物油と一緒に摂ることで吸収率が高まりますので、食べ合わせに緑黄色野菜を加えてみるのもいいかもしれませんね。
◆油・脂質を減らそう
動物性脂肪を減らせる料理法を紹介します。
・とんかつ…ロース肉をヒレ肉に変えてヒレカツに!
・すきやき…牛脂を使わず、サラダ油で調理を!
・スパゲティ…バターは使わず、オリーブ油で!
・ベーコンエッグ…ベーコンは使わず、ハムエッグに!
などちょっとした工夫で減らせることができます。
◆糖質の摂りすぎに注意
糖質はケーキや菓子パン、ミルクコーヒーやアイスクリームなどの菓子類の大多数に含まれています。ということは、食事以外の間食は、ほとんど糖質となりますね。
糖質は、単糖類・二糖類・多糖類に分けることができ、その中でも単糖類、二糖類の摂り過ぎに注意する事が大切です。それぞれの特徴は、
・単糖類(ブドウ糖・果糖)
体の中での吸収が早く、肝臓で脂質と一緒になって中性脂肪に変化しやすく血糖値の上昇を招きやすい。
・二糖類(砂糖の主成分であるショ糖)
単糖類と同じように体の中で吸収が早い。
・多糖類(穀物やイモ類に含まれるでんぷん)
中性脂肪になりにくく、血糖値の急激な上昇も起こりにくい。
ポイントとして、中性脂肪を減らすためには、ケーキやお菓子、果物などの甘いものを避けること。また、飲み物にも糖質が多く含まれています。もし糖質を摂りすぎたのならば、その分運動をして脂肪を燃焼させることでバランスをとりましょう。
焼肉やケーキなど、美味しい物には脂・糖質が必ず含まれています。
だからといって、我慢ばかりではストレスがたまる。
脂・糖質はどちらも体には必要な栄養素です。ちょっとした工夫やその性質を知ることで摂り過ぎは防げるものです。
日頃の食生活に注意して摂り過ぎないように心がけましょう。
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